2024.3.1
「子どもには英語環境で学んでほしい」という想いを持つママやパパは多いようです。グローバル化が進んでいく今、お子さまには英語力やコミュニケーション力を身につけてもらいたいですよね。
しかし、一般的なインターナショナルスクールは、日本の法律で定められた学校に当たらず、義務教育を受けたことにはなりません。では、インターナショナルスクールに通うためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、インターナショナルスクールに通うことを決めた保護者の方々のインタビューを踏まえ、インターナショナルスクールという教育の選択についてお伝えします。教育の幅を広げ、お子さまの可能性を開いていきたいママやパパに、ぜひ参考にしていただきたいです。
インターナショナルスクールに通うことは、義務教育違反になるの?
ご存知の通り、日本の法律では、お子さまの就学の義務が定められています。就学の義務は、学校教育法の第一条に定められた学校(一条校)に就学させることで果たされます。しかし、一部のインターナショナルスクールを除き、ほとんどのスクールは一条校ではなく、義務教育を受けたことにはなりません。そのため、インターナショナルスクールを卒業しても、日本の小学校から卒業資格がもらえず、進学が認められない可能性があります。
インターナショナルスクールに通わせるのは不可能なのか?
インターナショナルスクールに通うお子さんの多くは、日本の小学校の卒業資格をもらうため、公立の小学校に籍を置いて、インターナショナルスクールに通うという方法をとっています。この場合は、お子さんは「長期欠席」の扱いになりますので、籍を置く小学校に許可をもらっておくと安心でしょう。また、学校側としては、お子さんがきちんと学習しているか把握する必要があるため、定期的に校長先生や担任の先生から面談の依頼等があるようです。
この点を知っておけば、インターナショナルスクールという選択肢を諦める必要はなくなるでしょう。
「インターナショナルスクールへの進学を決めた理由は?」
〜インターナショナルスクールを選んだ保護者にインタビュー〜
YBSエレメンタリー(小学校)に通う、日本人のお子さんの保護者の方にインタビューをしました。どんな点に悩み、それをどう解決したのか?参考になる答えが見つかるでしょう。
<インタビュー内容>
①YBSエレメンタリーに残ることを決めたのはいつ頃でしたか?
②YBSエレメンタリーに残ることを決めるまでどんな点で悩まれましたか?
③悩まれた点をどのように解決しましたか?
④YBSエレメンタリーに残る決め手はなんでしたか?
⑤今後、YBSエレメンタリーで学ばれるお子さまにどんなことを期待しますか?
~Iさんのお母さま~
①年明け
②国語力 漢字の読み書きが不安でした。
③子供と話し合いました。今はオンラインで平日の夕方、日本語補習校の授業を受けています。
④子供がYBS のお友達、先生が大好きだから。先生たちが細やかに見てくださり、子供の実力に見合った課題を与えてくださるため。少人数ならではの温かいスクールの雰囲気が親子ともども気に入っているため。
⑤“日本人”、”アメリカ人”、どこの出身か、国籍、人種、見た目でお友達を判断しない息子が好きなので、このままでいて欲しいです。言葉はツールに過ぎないので、心で人と通じ合える子でいてほしいなとおもっています。今ある好奇心を大事に、色々なことに興味を持ち挑戦していってほしいです。
~Eさんのお母さま~
①YBSエレメンタリーに入る前から
②本当はもっと上の学年まであればいいのにと思う
③行けるところまで通わせる。もし詰まったらベース内か他に通わせる。日本の学校は絶対に行かせない。
④子供が好き。英語はあとからついてくる。様々な考え方や人種。
⑤having different perspective to measure everything (すべてを測るために異なる視点を持つこと)
~Rさんのお母さま~
①12月初め
②日本の教育に必要な学びと英語での学びの両立について
③入学してから本人の様子と気持ちや意見、話を継続して聞き、家族で話し合った。
④本人が続けたいという意志が強かったから。入学する前から話を伺ってきた先生が変わらず、とても信頼できるから、何かあっても解決しながら全う出来ると感じるから。
⑤誰とでも積極的にコミュニケーションが取れて、周りの人に思いやりをもてる人に成長していってほしい。
~Rさんのお母さま~
①12月(4か月前)
②義務教育に戻ったときについて行けるか心配だった。
③小学校の教科書を取り寄せて親が国語、漢字の書き取りを教えています。
④この国際社会で英語と国際感覚を身に付けることは必須であると判断したため。
⑤英語の読み書く話すと、日本人以外の人でも堂々と話せる能力。
~Sさんのお母さま~
①YBSエレメンタリーが出来てから
②日本教育との差
③家族で話し合いをした
④英語力がついてきた。日本教育に不安と懸念。
⑤自分の意見を自信持って言えるようになって欲しい
インターナショナルスクールに通うためには、家族の理解や協力が鍵となりそうです。そして、1番はお子さま自身の気持ちが大切になるでしょう。
お子さまにあったインターナショナルスクール選びを
YBSエレメンタリースクールでは、お子さまと保護者の方に安心してスクール生活を初めていただけるように、随時スクールの見学を行っています。
YBSエレメンタリーのカリキュラムやクラス編成についてなど、詳細を知りたい方には、カウンセリングを行っております。海外にお住まいの方は、オンラインでのカウンセリングも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。