2026.2.23

地域の農家さんから温かいお声がけをいただき、先日YBSプリスクールの子どもたちが大根収穫へと出かけました。
今回収穫したのは、子どもたちの体と同じくらいの大きさの三浦大根。
畑に到着した子どもたちは、「うんとこしょ、どっこいしょ!」の掛け声を合わせながら、深く土に埋まった巨大な大根に挑みました。
一人で力いっぱい引き抜こうとする子。
「一緒にやろう!」と声を掛け合い、ペアで協力する子。
手も顔も土だらけになりながら、何度も何度も踏ん張るその姿は、とてもたくましく、
目の前に突きつけられた“大きな挑戦状”に、「絶対にやり遂げる!」と全力で立ち向かっているようでした。

びくともしなかった大根が、少しずつ少しずつ動き出す。
「動いた!動いた!」と歓声が上がる。
最後のひと踏ん張りで、スポン!と抜けた瞬間、驚きと笑顔と歓声が溢れました。
その達成感はきっと、「大きな大根を抜いた!!」という出来事以上のもの。
困難に向き合う勇気、あきらめない心、そして仲間と力を合わせる意味。
子どもたちは、土の中から大根を引き抜きながら、
同時に自分の中にある“挑戦する力”も、しっかりと引き出していたのかもしれません。

そして今回は、たくさんの保護者の方もボランティアとして参加してくれました。
電車とバスを乗り継いでの、ちょっとした“旅”。
特に外国人ファミリーにとっては、電車の窓から見える河津桜や、小さい範囲にいろんな種類の野菜がきれいに栽培されている畑など、一緒に日本の美しい風景を共有することができました。そして、電車の中では静かにするんだよ、と声を掛け合う姿も。
移動時間さえも、学びの時間。
公共の場でのマナー、季節の変化、地域の営み。
すべてが自然につながっていきます。

収穫できた大根は、なんと300本以上!!
スクールに戻ると、その大きな実りはベビールームからミドルスクールまでの子どもたち、保護者の皆さま、そしてスタッフへとプレゼントされました。
スクールの玄関にずらりと積み上げられた大根。
「これ、わたしが抜いたんだよ!」
「ぼく、すごく重いのが取れたんだ!」
そう言って保護者に紹介する子どもたちの姿には、隠しきれない誇らしさがあふれていました。
土の感触も、踏ん張った瞬間も、その達成感も、すべてが自分の中に刻まれているからこその表情です。

そして300本の大きな大根たちは、
地域の方々、保護者の皆さま、子どもたち、そして共に奮闘したスタッフを、ひとつにしてくれました。
単なる収穫ではなく、それぞれが関わり合い、支え合いながら創り上げた一日。
そしてその中で感じた挑戦する勇気、仲間と協力する喜び、そして地域の皆さまへの感謝の気持ち。
この体験から得た達成感と「ありがとう」の心は、
これからの子どもたちの学びと成長を支える大きな自信となっていくと、私たちは信じています。