2014.4.24
【子どもの基礎学習習慣】
保育園や学童の仕事に携わる前、
私は中学生~高校生の学習指導をする仕事をしていました。
毎年300人の子どもと携わってきていたので、
卒業させた生徒は延べ1000人を超えます。
15年前から学習塾で子どもたちを見ていますが、
その間に何度も入試制度も変わりました。
ゆとり教育が始まり、終焉を迎えましたが、
そんな大きな変化があってもお母様、お父様の悩みってずっと同じ。
どんな制度になっても同じなんですよね。
どんな悩みだと思いますか?
成績が下がることや、点数がとれないこと。
そういう目先の悩みはもちろんあるんですが、掘り起こしてみると
結局悩んでいることってそこではないんですよね。
保護者の方の悩んでいることは、いつも同じ。
『子どもにとってベストな選択をさせてあげたい』
それに尽きるんですよね。
保護者の方が悩むだけあって、これって本当に難しい。
小手先のテクニックでできるようになるものではないんです。
学習塾で15年勤務した私から言わせれば、
点数あげるのなんて簡単。
よく学習塾の宣伝文句で次のテストで総合100点
アップしなかったら、全額返金しますとかありますよね。
あれって、すごいことでもなんでもなくて、
ひょいっと解決します。本当ですよ。
このテクニック知りたい方は、個人的にメッセージください。
点数とか成績は、ちゃんとあげられるんです。
ただ、テクニックにも限界値があって、
結局、どこかで天井にぶつかる。
結局ここで、また根幹の問題、
『子どもにとってベストな選択をさせてあげたい』
にぶつかるんですね。
では、この子どもにとってベストな選択をさせてあげる、
この悩みを解決するのは何でしょう?
これは、本当に幼児~小学生の低学年の
『基礎学習』これに限るんです。
ここを、しっかりやっていない保護者
の方が多すぎる。
私は常々そう思っていました。
小学生低学年、私にも教えられるから家でやればいいや。
通信教育で十分。
公文や学研でいい。
学習面に関してはそれで、正解です。
確かに内容も難しい訳ではないので、
教材面はそんなに差があるわけではないんです。
幼児期~小学校低学年のポイントは、
とにかく『基礎学習習慣』
もっと端的に言うと、自分で何をすべきか考えて、
行動に移して、トライエラーを繰り返しながら取り組む。
ここができるようになれば、中学、高校の
勉強なんて簡単です。
どんな学校だって、選べる成績や武器を備えられているはずです。
日本っておかしいなと思うのが、こういった習慣をつけるのが、
なんと社会人一年目。遅いよ…って感じですよね。
横須賀バイリンガルスクールでは、英語はもちろんのこと、
こういった学習にとって必要な基礎能力をつけることも行っていきます。