2022.5.27
4月23日にYBSのスポーツデー(運動会)を行いました。コロナ禍ということもあり、思いっきりスクールの行事を行うことができないことが続いていますが、今回もYBSならではのこだわりが詰まったスポーツデーとなりました。今回は、その様子についてレポートをします。
日本の運動会というと、運動会前の体育の時間には、子どもたちが競技の練習をしたり、入退場の練習をしたりしますよね。ですが、YBSのスポーツデーでは、あえて運動会の練習をしないという選択をしました。なぜなら、YBSが目指したのは、“見せる運動会”ではなく“楽しむ運動会”だったからです。
スポーツデー当日に、子どもも、保護者も、先生も楽しむために必要なのは、事前の練習ではなく、本番でスポーツを思いっきり体験することだと考えました。その結果、かけっこの『よーいドン』が揃わないということはありましたが、イキイキと楽しむ子どもたちの姿を見ることができました。
また、親子での競技も取り入れたことで、パパやママも真剣に楽しんでいる様子でした。大きく成長して普段抱っこやおんぶをしてもらう機会が少なくなった子どもたちも、ママやパパと一子に楽しむことができてとてもうれしそうでした。
先生たちが準備を進めて当日を迎えましたが、スポーツデー当日は時間が余ってしまうというアクシデントがあり・・・。ですが、その場で先生たちのアイディアによって、急遽2つの競技を追加し、最後まで参加した親子みんなが楽しむことができました。
「子どもにも、保護者にも楽しんでもらう」という先生たちの熱意が集結し、当日のアクシデントもアイディアとフレキシビリティーを発揮して乗り越えました。
行事でのアクシデントは、先生たちの団結力を一層深めるチャンスでもありました。
運動会は保護者にとって、普段は見られない子どもの姿や成長を見られる機会でもありますよね。YBSのスポーツデーでも、パパやママから離れて1人で走るなど、子どもたちの成長を保護者に見てもらえる機会となりました。そんな子どもたちの姿を逃すまいと、保護者の方も写真を撮る手に力がこもり、たくさんの写真を撮っていました。
子どもたちには、スポーツデーの最後に、先生たちから一人一人の名前が入ったメダルをプレゼント。とても気に入ってくれたようで、数日間スクールにも着けて来てくれる子もいました。
『楽しむ運動会』をテーマに掲げたSports Day. 子どもたちも保護者も笑顔いっぱいで1日を終えることができました。
スポーツデーを通して、みんなの前でチャレンジすることを体験し、普段の保育では味わえない、嬉しさや悔しさなどたくさんの感情を体験することができた子どもたちでした。きっと、子どもたちにとって楽しい思い出となったことでしょう。
YBSでは年間を通じて、子どもも保護者も楽しめるスクール行事を積極的に取り入れています。これからも、子どもの成長を保護者の方と一緒に見守りながら、楽しい思い出を作っていきます。
この記事を書いた人
高梨はるな
大学卒業後、オーストラリアに渡り海外生活を経験し、オーストラリア人の人生を楽しむ国民性に影響を受ける。帰国後、会社員を経て、自由で自分らしい働き方を実現するため、フリーランスでライター・動画クリエイターとして活動。受け取り手に寄り添い、共感性を大切に発信している。