2026.3.27

昨年末、YBSの1年生から8年生(エレメンタリー・ミドルスクール)の子どもたちが、「アメリカ数学オリンピック(AMO)」に挑戦しました。この大会は、学年の枠を超えた高度な問題解決力や論理的思考力が求められる、世界的に認知された数学コンペティションです。
今回が、YBSにとって初めての数学オリンピックへの挑戦。
準備をしながらサンプルの問題を確認すると、正直なところ、子どもたちがどこまでできるのかと不安もありました。
特に高学年の問題は、算数の先生でさえ頭をフル回転させながら解かなければいけない難易度。しかも問題が英語となると、日本人の子どもたちにとっては大きな挑戦でした。
最初の壁は、「柔軟に考え、問題を的確に理解すること」。そこから正解への扉が開かれていきます。
しかし、試験当日。
先生たちの心配をよそに、生徒たちはやる気に満ちあふれていました。
問題に向き合う姿は真剣そのもの。難しい問題に直面しても決して諦めず、最後まで考え続け、時間ギリギリまで挑戦し続けました。
あんなに静かで、緊張感に包まれた90分は、YBS史上初めてだったかもしれません。
そして挑戦のあと——
安心した表情の子、悔しさをにじませる子、自信に満ちた子、難しさとの戦いに疲れ果てた子。
一人ひとりが、この経験をそれぞれの形で受け止めていました。

そして今回、2名の生徒が受賞しました!
1名がブロンズ賞、そしてもう1名が優秀賞(Honorable Mention)受賞です。
結果を受け取ったときにあふれたのは、驚きと誇らしさ。
難しい挑戦に勇敢に挑み、この結果を勝ち取った2名は、YBSの大きな誇りです。

けれど、このストーリーは、決して受賞した生徒だけのものではありません。
挑戦したすべての生徒にとって。
そして、支え続けた先生たちにとっても。
これは、子どもにとっても、大人にとっても、「不安を超えて一歩踏み出す勇気」を体感した時間でした。
そして、この挑戦は確実に、次へとつながっています。
来年の自分へ向けた新しい目標。
難しいことをやり遂げたという確かな自信。
そして、次の挑戦へ向かう強い意志。
一つの挑戦がもたらすものは、いつも想像を超えていきます。

今回、子どもたちが私たちに教えてくれたこと。
それは——
「諦めないこと」
「勇気を持つこと」
「自分の可能性に限界を設けないこと」
この学びこそが、私たちYBSが大切にしている「挑戦する心」そのものです。