2024.9.15
ケンブリッジ国際認定校とは、世界最大の国際カリキュラム・評価開発機関である、ケンブリッジ大学国際教育機構の認定を受けた学校です。
ケンブリッジ国際認定は 世界標準のカリキュラムとして最大の国際教育機構です。国内の大学でも国際化が進められていることもあり今後、日本でも増えていくことが考えられます。
ケンブリッジ国際認定校では初等部・中等部・高等部前期・高等部後期の教育プログラムを導入しており、グローバル人材として生きていくために必要な問題解決力、クリティカルシンキング、自立的研究、コラボレーション、そして議論・プレゼンテーションを含む、より高次元の思考力を身につけるため、生徒の年齢に応じて4つの教育プログラムのいずれかを導入している学校がケンブリッジ国際認定校となります。
ケンブリッジプログラムには必修科目がないため、児童・生徒は自身に興味のある科目や進学に必要な科目に集中して専門的に学ぶことができます。そのため、児童・生徒たちは知識に基づく好奇心や継続的な学習意欲を身につけられるのが特徴です。
各認定校は自校の学習方針に沿ってケンブリッジ・カリキュラムを導入し、児童・生徒が自分の新たな能力や、広い視野を身に着けることをサポートします。
具体的に2つの特徴をお伝えします。
ケンブリッジ資格は世界各国の大学で認められています。ケンブリッジ国際認定校の生徒たちは、イギリス、アメリカなど世界の一流大学に進学しやすくなります。
世界中の2200校以上の大学とカレッジがケンブリッジの国際教育資格を認定しています。英国の全ての大学が受け入れており、米国の850校以上の大学や、さらには多くの学生が入学するカナダ、オーストラリア、シンガポール 、南アフリカ、ドイツ、オランダの大学も受け入れています。
ケンブリッジは各大学や政府と緊密に連携し、専門知識を共有するだけでなく、大学や政府が直面する教育面の課題の理解に努め、ケンブリッジを受講する生徒が次の学習段階にスムーズに進めるよう協力しています。
例えば、米国では、主要な大学の代表で構成される高等教育諮問委員会(Higher Education Advisory Council)が、米国でのケンブリッジのプログラムの認定拡大について助言し、ケンブリッジの資格の発展に寄与しています。こうした関係構築とケンブリッジの資格の認定拡大を継続し、ケンブリッジを受講する生徒により多くの機会を提供します。
ケンブリッジ資格は次の項目を通して、生徒の知識、理解、スキルの向上を目的としています。
・奥深い科目の内容
・個人で学習することを学ぶ
・新しい状況や日常の状況において知識と理解を適用する
・多様な情報源の取り扱いと評価
・論理的思考と理にかない、首尾一貫した議論と説明
・英語での学習と会話
ケンブリッジの国際カリキュラムは教育のグローバルスタンダードであり、世界中の大学や雇用者に認められています。柔軟性が高く、文化的に配慮しつつグローバルなプログラムです。
160カ国を超える1万校以上が、ケンブリッジ国際認定のカリキュラムを導入しています。
方針や手法はグローバルな内容でありながら、各学校の教育方針に対応させることが可能です。科目を自由に組み合わせて、学校の事情、文化、精神に合わせることができます。
通常5歳から11歳を対象とするケンブリッジ プライマリーは、学校教育の初期段階にある児童に基礎教育として、以下の10科目から選択できます。
・英語(第一及び第二言語としての)
・数学
・理科
・アート
・デザイン
・コンピューター
・デジタルリテラシー
・グローバル・パースペクティブ
・音楽
・体育
ケンブリッジ国際認定校では、学習者の成績を評価し、到達度を児童及び保護者に共有するための試験があります。
試験には、以下の4種類があり、各校のプログラムに合わせ任意に選択し実施されます。
・潜在能力の測定:コンピューターベースの試験で、コアな学力を測定します。
・クラスルーム評価:授業中の討論、観察、提出物をもとに評価されます。
・ケンブリッジプログレッションテスト:コア科目(第一または第二言語としての英語、数学、理科)の知識、スキル、理解度を測る内部試験です。
・ケンブリッジチェックポイント:初等教育プログラムの終了時に個人及びグループの成績を測定します。
参考:https://www.cambridgeinternational.org/jp/programmes-qualifications/cambridge-primary/
YBSエレメンタリーは、2022年秋にケンブリッジ認定校となりました。
2023年9月の新年度より、ケンブリッジカリキュラムを導入していく予定です。
今後についてなど詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください!