2022.10.21
「え、ディスコをスクールで!?」枠に囚われない発想で、次々と新たなスクールイベントを行うYBS(横須賀バイリンガルスクール)。9月には、新年度を迎えたお祝いに、YBS全体で「ディスコパーティー」を開催しました。
子どもも大人も夢中で楽しんだ、新年度第1段のYBSイベント「YBS Fever 2022!」の様子をレポートします。
ディスコパーティーでは、YBSに通う0歳児の赤ちゃんクラスから、小学生の子どもたち、そして、保護者やスタッフの大人も一緒になって、新しい1年の始まりをお祝いました。
YBSで大切にしている、「子どもも大人も本気で楽しむ体験」を体現した今回のイベントは、装飾やライトなどの雰囲気づくりにも力が入りました。
YBSエレメンタリーの子どもたちはこのイベントに向け、ディスコをテーマにしたアートプロジェクトに取り組みました。完成された会場を見たときの子どもたちの達成感とワクワクした感情、そして一緒に作り上げる喜びを感じられた貴重な体験でもありました。
そしてなんと、ディスコパーティーにはプロのDJを迎えました。ドレスコードは「70年代」。子どもから大人までがカラフルなドレスコードで、プロの音楽に合わせ、思い思いにダンスを楽しみました。
日本人は、比較的ダンスに苦手意識がある人や、自分を表現することに恥ずかしさを感じる人も多いですよね。ですが、ディスコパーティーでは、『恥ずかしさを理由に自分を殻に閉じ込めていてはもったいない』という想いで、楽しい気持ち、ワクワクする気持ちを最大限表現するように、みんなで一緒に“フィーバーな時間”を楽しみました。
小さい子供たちは、暗さや大音量の音楽にびっくりして長い時間は参加できないかもしれないと心配していましたが、そんな心配は無用でした。普段とは違う非日常な空間で、思い思いに体を動かし、子どもも大人も一緒に「楽しさ」や「ワクワク」を共有できたことは、YBSの新年度の始まりにとって、とても大切な時間となりました。
ディスコパーティの後は、お迎えしたプロのDJの方に講師になっていただき、エレメンタリーの子どもたちにワークショップを行ってもらいました。
子どもたちは、将来の自分をイメージして描いてみたり、自由について一緒に考えてみたり、いつもの授業とは少し違った思考を使う機会となりました。
ワクワクするようなテーマでありながら、壮大なテーマでもあるため、難しそうな表情を浮かべる子どもたちもいましたが、限られた時間の中で一生懸命考え、自分の想いにたどり着きました。
「自由って何だろう?」という質問に、
「自由って“自分で選んだ楽しい事”!」
「Freedom is myself !“自由”は“自分自身”」
など、自分の考えに自信をもって発表する姿は、とても誇らしい姿でした。
いつも関わっている先生以外の大人から、お話を聞いたり一緒に考えたりすることは、子どもたちにとって新たなインスピレーションになり、また、子どもたちのこれから未来を創っていくうえでとても大切な刺激となりました。
コロナ禍ということもあり、これまで大人数で集まることや、保護者参加型のスクールイベントは抑えてきましたが、今回は感染対策もしながら、保護者にも参加してもらうスクールイベントが実現できました。
子どもたちと一緒に楽しんでいるパパとママのワクワクした表情や、ワークショップでの話を真剣に聞いている姿は、「保護者との関りをもっともっと大切にしたい!」と改めて思わせてくれました。そして「コロナに負けず、これからも子どもも大人も夢中になって楽しめるスクールイベントをつくって行こう」という、前に進む勇気をもらえたとYBSの先生たちは言います。
そして、言葉や文化、年齢が違っても、同じ体験を通して喜びや楽しさを共有できる素晴らしさと、ありがたさを改めて感じられる1日となったようです。
枠に囚われないYBSだからこそ、言葉や文化を超えた感動を味わえるのでしょう。今後のYBSのスクールイベントにも期待です。