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2021年度非英語圏の英語能力指数!日本は何位?

2022.7.22

「日本人は英語力が低い」そんなイメージを抱いている人は少なくないでしょう。実際に、非英語圏の国・地域における英語能力を比較した「英語能力指数」をみると日本人の英語力が明らかになります。あまりにも衝撃的な結果をみて、「せめて、子どもには英語力をつけてもらいたい」そう思う保護者の方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで、この記事では、日本人の英語能力指数の結果と合わせて、“使える”英語を身につける子どもの英語教育についてお伝えしていきます。

 

日本人の英語力は?世界と比べてみたら

英語能力指数とは、Education Firtが実施している、世界112か国・地域の約200万人の英語試験の結果をもとに出された、英語力の指数です。テストには、非英語圏の人が参加し、結果はランキング形式で発表されます。

 

2021年度の英語能力指数では、1位はオランダとなりました。その後に、オーストリア、デンマークと続き4位はシンガポール。アジア圏内のシンガポールが数々のヨーロッパ圏内を抑えて、堂々の4位です。

 

では、日本は何位にランクインしたでしょうか?なんと、日本のランキングは78位です。この結果は残念なことに、先進国の中ではダントツの最下位、対象国の下位3分の1のグループに入ってしまっています。

 

それだけではなく、アジア圏内に限定しても日本は中間程度の位置。韓国は37位、中国は49位。ネパール、パキスタン、ベトナムなどにも抜かれ、やっと78位として日本が出てきます。

 

実は、日本のランキングは11年連続で降下しているのです。数年前に英語教育改革はされたものの、その成果はまだ表れる様子がありません。各国と比べて、日本の英語力の成長度が低いため、世界と比べて相対的に英語力が低くなっているのが現状です。

 

なぜここまで日本人の英語力が低いのか?

日本人の英語力が低い主な理由として考えられる3つの点があります。

1:働くために英語が必要ない

アジア圏内の多くの国々は、なぜ日本よりも上位にあるのでしょうか。それは、英語を身に付ける必然性が日本よりもあるからだと考えられます。アジア圏内の多くの国では、自国の企業に就くよりも外資系企業に就く方が生活を豊かにできるため、英語力をつけて外資系企業への就職を目指す人が増えています。

もちろん、ただ日常会話ができるだけでは通用せず、英語のネイティブスピーカーと契約交渉ができるほどの高い英語力が求められます。そのため、英語力向上に積極的に取り組んでいるのだと考えられます。

 

一方で日本は、近隣諸国に比べると国内企業の力が強く、経済大国と言えるでしょう。そのため、近隣諸国の自国企業と外資系企業ほどの経済的な差は生まれず、国内企業に勤めていても、一定基準以上の生活の豊かさが保証されています。

 

働くという点でみると、アジア圏内の他の国より英語が必要ないと言えますね。

 

2:英語と日本語の言語のルーツが違いすぎる

2つ目の点は、言語の問題です。例えば、欧米諸国のほとんどは、英語と同じ祖語から派生されて作られた言語であり、主語・述語の順番や、単語などが似ています。そのため、言語の習得も比較的簡単になることは想像できますね。

 

一方で日本語は、英語とは全く異なるルーツの言語であることから、日本人にとって、英語の習得は欧米諸国と比べて難しくなります。

 

ただ、言語のルーツが違うのはアジア諸国も同じです。しかし上記の通り、日本よりも英語能力が上位に入るアジア諸国では、日本よりも英語を学ぶ必然性があるため、子どもの頃からの英語学習の環境が整っているなどの違いがあるのでしょう。

 

3:英語でのコミュニケーション不足

3つ目に挙げられるのは、日本での英語教育の環境です。学生の頃を少し振り返ってみてください。学校での英語の授業で、英語を話す時間はどのくらいあったでしょうか?英語を話した時間は、ほとんど覚えていないくらい少なかったという方が多いでしょう。

 

きっとあなたも感じているように、日本での英語教育では、「話す・聞く」よりも「書く・読む」が重視された授業が多いですよね。そのため、日本の英語教育では、たくさんの時間を英語学習に費やしたにも関わらず、ネイティブスピーカーと対等に話せるどころか、外国人とのちょっとした会話でさえ、苦手意識を持つ人が多いのです。

 

子どもの英語力を伸ばすためにできること

時代の変化は目まぐるしく、先進国は著しく経済成長し、年収も上がっていると言われています。今の日本の状況をみると「このままでは安心していられない」「子どもにはより豊かな暮らしをしてほしい」そう思っている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

これから、どんどん変化していく世の中でも、活躍できる子になってもらうために、今から英語力を伸ばしていきませんか?

 

子どもの英語力を伸ばすためにできることを2つ紹介します。

 

1:英語に触れる環境をつくる

今後、ますます必要性が高まっていく英語力を伸ばすために、まず大切なのが「英語にたくさん触れる環境」です。英会話教室に通うこと、家で英語の絵本を読み聞かせすること、英語で映画観ることなど、できるだけたくさん英語に触れることが、有効だと言われています。

 

そしてここで重要なのが、英語を「楽しい」と思えることです。イヤイヤやっていても、子どもの英語力は伸びるどころか、英語嫌いになりかねません。その子にあった、楽しく英語に触れる方法を見つけてあげたいですね。

 

2:英語のアウトプットの機会を作る

英語に触れる環境を作ると同時に「英語のアウトプットの機会をつくる 」ことも大切です。アウトプットをするためには、まずは英語を聞いたり読んだりすることで、知識として英語をインプットしていきます。そして、インプットしたことを実際に、言葉で発することが、英語力を伸ばすポイントです。

 

例えば、「これはなに?」「○○はどこにあるの?」などなど、大人が子どもに英語で聞いて、意図的に英語を発するよう促すこともできますね。多少の間違いは見逃して、とにかく子どもが「英語を話すのは楽しい!」という感覚を身に付けてあげることが英語力向上の一歩となるでしょう。

 

英語力を伸ばす環境が整っているYBS

横須賀バイリンガルスクール(YBS)は、アメリカ人の子どもと日本人の子どもが一緒に過ごし、学ぶスクールです。子どもたちは、コミュニケーションを取るために、遊びを通して自然と英語を覚え、アウトプットしています。YBSでは、先生と英語でコミュニケーションが取れるのはもちろんのこと、同世代の子どもと、英語でコミュニケーションが取れるため、楽しく英語に触れている子どもたちがたくさんいます。

さらに、YBSなら週5日間、毎日英語に触れられる環境があり、自然と日常で必要な英語が身についていきます。そのため、「子どもに英語を教えられるほど英語力がない」と心配されている保護者の方も、スクールに通わせるだけで子どもの英語力が伸ばせるのは魅力的でしょう。

YBSでは、随時カウンセリングや体験を行っています。「スクールではどんな活動や学習を行っているのかな?」と気になった方は、お気軽にお問合せくださいね。