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これまでの英語学習に終止符を 〜東京グローバルゲートウェイのパビリオン出展〜

2021.8.9

7月18日(日)に「TOKYO GLOBAL GATEWAY(東京グローバルゲートウェイ)」のパビリオンに横須賀インターナショナルスクールが出展いたしました。

 

TOKYO GLOBAL GATEWAY(以下、TGG)は、東京都教育委員会の施策として、㈱TOKYO GLOBAL GATEWAYが運営する官民連携の体験型英語学習施設です。通称『英語村』と呼ばれるこの施設では、小中学生〜高校生向けの体験型英語学習を行っており、半年先まで予約がいっぱいの大人気の体験型英語学習施設です。

 

TGGが提供する英語教育は、イングリッシュ・スピーカーとのやりとりや、さまざまなプログラムを通じて、「わかった」「通じた」という英語コミュニケーションから成功体験が得られることを大切にされています。また、国際機関や企業、海外の団体等と連携し、児童・生徒が社会や経済の動態、ダイバーシティを肌で感じ、世界に目を向けるきっかけを提供し、先進的な 英語教育を取り入れています。

 

体験を通して英語を学ぶという英語教育はYBSとも共通する点があり、まさに、TGGはYBSにとっての憧れでもあり、今回の出展はYBSの可能性を広げる大きな一歩となりました。今回は、パビリオンの出展に参加していたYBS代表井上芙美さんに、当日の様子も合わせて、インタビューしました。

 

TGGのパビリオンに向けて始まった挑戦

YBSが今回のパビリオンで行ったのは、「バスボム作り」。英語を使いながら理科が楽しめる「バスボム作り」では、英語を習うのではなく、教科を英語で学ぶことで、自然と英語を習得するというエッセンスの込めて企画されました。

 

ーイベントに向けてどのような準備をされてきたのですか?

 

パビリオンのお話をいただいたのは、ちょうど昨年の夏ごろでした。TGGを最初に訪問してから1年近く、何度も何度も打ち合わせを重ねてきました。TGG側の基準は高く、私たちYBSのメンバーは何度も企画を練り、何度も練習して、当日に臨みました。

 

ー 当日、印象的だったことはありましたか?

 

当日は、ありがたいことに各回スタート前から列ができて、開始1時間前には定員に達する勢いだったことです。その光景を目にして、YBSが取り組んできた英語教育は間違っていなかったという自信につながりました。これまで、YBSの英語教育の本質を理解してもらえず、悔しい思いをしたこともありました。しかし、YBSでは、“当たり前”である『Learn From Experience(体験からの学び)』が、とても価値があるもので、求められていることを改めて確信することができました。

 

横須賀発信の英語教育を届ける

 

ー 今後、英語教育の分野でYBSで挑戦していきたいことはありますか?

 

横須賀で始めたからこそ、日本人と外国人を混ぜる環境を作ることができてきたので、この環境づくりや、YBSで行っている体験を通して英語を学ぶ英語教育を強化し、より広く伝えていくことです。

 

ー フミさんの英語教育への想いを教えてください。

 

英語は、勉強だけど勉強ではなくて、自分の世界を拡げる最高の味方だと思っています。英語を使うことが楽しくなるきっかけづくりを提供し、1人でも多くの子どもに英語が好きで楽しいと思える体験を提供していきたいです。

そして、英語を学ぶだけではなく、生活習慣・文化・価値観などの多様性や人権が尊重され、誰もが住み続けたいと思える「Global Town」の実現していきたいです。

 

これからの英語の学習は体験から学ぶ

TGGとYBSに共通する英語学習は、既存の“机に向かって勉強する”スタイルではなく、“体験しながら学ぶ”スタイルだということです。

これから未来に、世界で活躍する子どもたちを育てるためには、既存のスタイルに囚われるのではなく、私たち大人も新しいスタイルに挑戦し、それを子どもに経験させてあげることが、子どもたちのためにできることなのかもしれないですね。