2026.7.8

「自分の英語力やスキルは、世界でどこまで通用するんだろう?」
「将来は日本を飛び出して、グローバルな環境でプロとして活躍したい。」
そんな夢を抱きながら、保育士や幼児教育の先生としてキャリアを考えている方は、日本にもたくさんいると思います。
海外留学やワーキングホリデーを検討している方も多いでしょう。
もちろん、それらは素晴らしい経験になります。しかし、もし「海外で活躍できる力を本気で身につけたい」と考えているなら、知っておいてほしい選択肢があります。
それが、日本のインターナショナルスクールで経験を積むことです。
私は横須賀バイリンガルスクール(YBS)を運営する中で、多くの日本人スタッフや海外から来た先生たちと働いてきました。その中で強く感じるのは、このキャリアの価値が、まだ十分に知られていないということです。
今回は、なぜインターナショナルスクールで働く経験が、世界で通用するキャリアにつながるのかをお伝えしたいと思います。

近年、多くの日本人がワーキングホリデーで海外へ渡っています。
しかし実際には、現地で教育や保育に関わる仕事へ就ける人は決して多くありません。
経験や資格がなければ、英語をあまり使わない仕事や、短期のアルバイトからスタートするケースも少なくありません。
もちろん、それらの仕事にも価値があります。
ただ、「将来は国際教育の現場で働きたい」「保育・教育のプロとして海外で活躍したい」という目標があるなら、少し視点を変えてみることをおすすめします。
まず日本で、国際教育の現場経験を積む。
この順番が、将来の選択肢を大きく広げてくれます。

インターナショナルスクールは、一般的なサービス業とは違い、高い専門性が求められる教育現場です。
そのため、多くの学校で共通して重視されるのが、
「インターナショナルスクールで働いた経験」
です。
少し矛盾しているようですが、経験がなければ採用されにくく、その経験を積む場所がなかなかないという現実があります。
だからこそ、日本国内で国際教育の現場を経験できることには、大きな価値があります。
実際に、多くの先生が日本で経験を積んだあと、海外のインターナショナルスクールや教育機関へと活躍の場を広げています。

教科書で学ぶ英語ではなく、仕事で使える「生きた英語」が身につきます。
YBSはバイリンガルスクールであり、日本人スタッフ同士では日本語を使う場面もあります。しかし、生徒の7割以上が外国籍という環境のため、子どもたちとの関わりや保護者対応、外国人スタッフとのコミュニケーションでは、日常的に英語を聞き、話すことが求められます。
時には、自分の英語に自信がなくても、伝えなければならない場面もあります。言葉に詰まりながらも伝えようとする、その積み重ねこそが、英語力を大きく伸ばしていきます。
英語は「勉強するもの」ではなく、「仕事で使うもの」。だからこそ、実践を通して、世界で通用するコミュニケーション力が自然と身についていきます。
間違いを恐れず英語で伝え続ける経験は、海外に出たときにも必ず大きな自信になります。
日本の保育や教育は、子ども一人ひとりに寄り添うきめ細やかな関わりや、安全管理、生活習慣の指導、そして職員同士が連携して子どもを育てるチームワークなど、その質の高さが世界からも評価されています。
YBSでは、そうした日本ならではの保育・教育の良さを学びながら、ケンブリッジカリキュラムや海外のクリエイティブなアプローチ方法など、世界で活用されている国際教育フレームワークも日々の実践の中で経験できます。
つまり、一つの職場で、日本の教育の強みと世界基準の教育の考え方、その両方を身につけることができます。
この2つを理解し、実践できる先生は、日本国内だけでなく、海外のインターナショナルスクールでも高く評価される存在です。
YBSには、さまざまな国や文化的背景を持つ子どもたちやスタッフ、ファミリーが集まっています。毎日の何気ない会話や行事、チームでの仕事を通して、多様な価値観や文化に触れることが日常です。
私たちは「多様性を学ぶ」のではなく、「多様性の中で生き、働く」ことを大切にしています。
違いを受け入れ、ときには意見を交わしながら、一つのチームとして子どもたちの成長を支える。その経験を積み重ねることで、国籍や文化の違いを越えて人と協働する力が自然と身についていきます。
私たちが大切にしている「Whole World is Our Classroom」 は、子どもたちだけに向けた言葉ではありません。スタッフ一人ひとりにとっても、世界そのものが学びの場です。
だからこそ、YBSで培ったグローバルな視野と協働する力は、日本だけでなく、世界中のどの教育現場でも活かすことのできる大きな財産になります。

私たちは、「経験がないから」という理由だけで可能性を閉ざしたくありません。
もちろん、決して簡単な仕事ではありません。
求められるレベルは高く、毎日が挑戦の連続です。
それでも、世界で活躍したいという想いを持った人には、その挑戦にふさわしい成長環境を用意したいと考えています。
だからこそ、海外を目指す日本の若者はもちろん、日本へワーキングホリデーで来ている海外の先生たちにも、積極的に門戸を開いています。

海外へ行くことがゴールではありません。
どこで経験を積み、どんな環境で成長するか。
それが、その先のキャリアを大きく左右します。
もし将来、世界中の教育現場で活躍できる先生を目指すなら、日本でインターナショナルスクールという環境を経験することは、きっと大きな一歩になるはずです。
YBSは、本気で挑戦する人を歓迎しています。
世界へ羽ばたくための最初の一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出してみませんか。
株式会社LaLaLand Education 代表取締役
横須賀バイリンガルスクール(YBS) 代表
Fumi Inoue