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こんなにも違う!海外のクリスマス

2021.12.20

12月になると、街はイルミネーションで鮮やかに彩られ、恋人たちのデートスポットとなっていきます。そんな、クリスマスムードを感じると、子どもだけではなく大人もワクワクしてきますよね。

 

日本では、25日のクリスマスより、24日のクリスマス・イブの方が盛り上がる傾向にあります。子どもたちは、サンタクロースからのプレゼントを心待ちにしながら眠りにつき、若者たちは、恋人と過ごす時間を楽しむのが、日本のクリスマスの定番となっているのではないでしょうか。

 

また、日本のクリスマスメニューとして定番なのは、クリスマスケーキやフライドチキン。大手チェーン店が筆頭になり、町のケーキ屋さんもクリスマスケーキの販売に1年で1番力をいれる時期でしょう。

 

世界中の多くの人が、12月25日のクリスマスを大切なイベントとして、認識していますが、意外にもその文化は国によってさまざま。日本では定番のクリスマスの過ごし方も、海外と比べてみると、驚くほど違っているのです。

 

今回は、世界のクリスマスを比べてみました。

 

アメリカのクリスマス

 

アメリカでは、本物のモミの木をクリスマスツリーにする家庭も多く、クリスマス前になると、街ではツリー市が開かれます。アメリカで有名なツリーは、ロックフェラーセンター(ニューヨーク)の巨大ツリーと、ホワイトハウスのクリスマスツリー、“ナショナルツリー”です。点灯式は、テレビでも放送され、点灯式の様子を家で楽しむのも、アメリカのクリスマス前の恒例行事です。

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アメリカでは、12月25日のクリスマスを家族や親戚で過ごすのが一般的。イブに、家庭にあるクリスマスツリーの下にプレゼントを置き、25日の朝に家族みんなでプレゼントを開封するのを楽しみます。親戚や友人からもプレゼントが集まるので、子どもたちにとっては、たくさんのプレゼントがもらえる大イベントです。

 

オーストラリアのクリスマス

 

南半球に位置するオーストラリアは、真夏のクリスマスを迎えます。雪もなく、トナカイもいないオーストラリアでは、サーフボードや、水上スキーで海からサンタクロースが現れるのがポピュラーなスタイル。

 

オーストラリアでも、アメリカ同様にクリスマスは家族で過ごすのが一般的で、クリスマス当日はほぼ全てのお店・ショッピングモールがクローズします。そのため、外食には行かず、家族で家や公園でBBQを楽しむのが、オージースタイル。オーストラリアでは、街中の公園やビーチの近くに、BBQコンロが設置され誰でも無料で使うことができるほど、BBQはオージーにとっては欠かせないものです。

 

ドイツのクリスマス

 

ドイツといえば、有名なのが「クリスマスマーケット」。11月下旬からクリスマスイブまで、ドイツ国内で150箇所以上のクリスマスマーケットが開かれます。ホットワインやソーセージを片手に、クリスマス雑貨の屋台を巡るのが、ドイツのクリスマスシーズンの定番です。

 

また、ドイツではクリスマスまでをカウントダウンする、アドベントカレンダーを用意してクリスマスまでの日を楽しみます。この期間には、ドイツの伝統菓子「シュトーレン」をスライスして少しずつ食べるのが、ドイツのクリスマスシーズンの楽しみ方です。

 

文化の違いを知ることで人生の視野を広げてくれる

いかがでしたでしょうか?クリスマスだけみても、こんなにも国によって過ごし方や文化が異なります。少し世界に目を向けてみるだけで、たくさんの文化や風習の違いに気づくことができるでしょう。そして、世界中にある多様性を受け入れ、理解していくことで、人生における視野も可能性も広がっていきます。

YBSでは、子どもたちに、文化の違いや多様性を受け入れられる子になってもらえるように、文化の違いを楽しむことを日々のカリキュラムやイベントに取り入れています。

 

参考サイト:

 

「海外のクリスマスの種類って?世界のクリスマス文化について」

https://smart-wisdom39.com/overseas-christmas/

 

「クリスマスの過ごし方!日本と海外の違いを比較【アメリカは?ヨーロッパは?日本は?】」

https://yurutokip.com/christmas-oversees/

 

「世界のクリスマスの過ごし方」

https://tabisuke.arukikata.co.jp/information/special/xmas.html

 

「こんなに違う!日本独自の【クリスマス文化】海外との違いは!?」

https://domani.shogakukan.co.jp/411960

 

この記事を書いた人

 

高梨はるな

大学卒業後、オーストラリアに渡り海外生活を経験し、オーストラリア人の人生を楽しむ国民性に影響を受ける。帰国後、会社員を経て、自由で自分らしい働き方を実現するため、フリーランスでライター・動画クリエイターとして活動。受け取り手に寄り添い、共感性を大切に発信している。