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こどものバイリンガル教育法

2014.2.27

【こどものバイリンガル教育法】

アメリカには、ESLという英語圏以外からきた
子ども向けの語学支援プログラムがあります。

このESLを通して子どもたち、
そして移民たちは言葉を習得していきます。

こちらが実際のESLの工程です。

1. Two-way Bilingual Education

2. Bilingual immersion or Dual Language Immersion

3. Late-exit or Developmental Bilingual Education

4. Early-exit or Transitional Bilingual Education

5. Sheltered English

6. Structured Immersion or Content-based ESL

7. Pull-out ESL

このESL工程表は具体的に言うとアメリカ、
ニュージャージー州の小学校で導入されている
バイリンガル教育、ESL工程表です。

1~4までは指導が英語と母語の両方で行われ、
5~7は英語のみで行われます。

さらに、1~3は最終的な目標がバイリンガルの養成
であるのに対し、4以降の目標は、英語の獲得です。

いずれの場合も子供のレベルに合わせたより
平易な英語での指導に加え、理解を助けるために
ジェスチャーや、視覚教材
が多く使われます。

これらのバイリンガル教育はすべて

「英語を学習言語として活用できるまでには
時間が必要。だからといってそれを学ぶ間にほかの
知識の獲得が停滞するような状態であってはならない。
新言語を学ぶ間にも、学習面での発展は必要である。」

という理念のもとに成り立っています。

これが、本物のバイリンガル教育です。

アメリカやカナダの非英語圏から来た
子どもたちや移民の人たちはこうやって
英語を身につけていきます。

日本にあるこども英会話教室を思い出してみてください。
これを実践している学校、ありますか?

私が知る限り、ありません。

先ほどのアメリカのバイリンガル教育の
理念の冒頭にも出て来ますが、

「英語を学習言語として学ぶには時間が必要。」

これはすごく大切な事で、保護者の方々がしっかり
頭にとどめておかなければいけないことです。

1年でペラペラになる… そんな広告のうたい
文句に踊らされていませんか?

すぐに話せるようになるといっている学校は、

『話せるように見せるのがうまい学校』

です。

そしてアメリカのバイリンガル教育の
理念でなによりもっとも大切なのはここ。

「新言語を学ぶ間にも、学習面での発展は必要である。」

これは多くのこども英会話教室が怠っている点で、
見逃しているポイントなのです。

同時に私の一番大嫌いなところ!

幼稚園生、小学生、中学生、それぞれに
知能のレベルは異なります。

出来ることも異なります。

でも、多くのこども英語レッスンって
小学生も幼稚園生も同じことやるんです。

そして英語で行うアクティビティに
したって・・・

2歳児が!・・・なんて

そんなこどもだましの英語アクティビティ
を行うこども英会話学校が本当に多いんです。

学習面での発展が、英語を話せるよう
になるためには大切です。

英語を学ぶからって、
知的レベルを落とす必要ないんです。

先ほど紹介したアメリカのバイリンガル教育理念
を基準に、どんな英語教育を行っているのか?

としっかり見極めて、こども英会話教室を選んで
もらえるとお子さまにとって最善の英語教室を
見つけられます。