2026.6.16

先週末、神奈川歯科大学で開催された「ジャカランダフェスティバル」に、YBS Preschool、Elementary School、Middle Schoolの子どもたちが参加しました。
地域の方々が集まり、ブースやステージ発表で大いに盛り上がる地域イベント。しかし、子どもたちにとっては、それ以上に特別な意味を持つ一日となりました。
教室を飛び出し、地域の方々とつながり、自分たちの学びや成長をより大きなコミュニティへ向けて発信する。そんな貴重な機会です。
社会とのつながりの中で、笑顔と自信にあふれ、いきいきと挑戦する子どもたちの姿はとても印象的でした。

Preschoolの子どもたちは、和太鼓とソーラン節を披露。
実はこの演奏と踊りは、彼らにとって2回目の発表です。しかし、この日は前回とは違いました。
より多くの観客が見守る大きな舞台。その観客は、いつも温かく見守ってくれる先生や保護者だけではありません。地域の方々や神奈川歯科大学の方々も、オーディエンスとして見てくれています。
子どもたちの緊張感もこれまで以上。

それでも子どもたちは、以前よりもさらに自信に満ちた表情でステージに立ちました。練習を重ねる中で、日本の伝統文化への理解を深めるだけでなく、仲間と力を合わせることの大切さや、最後までやり遂げる力、そして自分を信じる心を日々の学びの中で育んできました証です。
力強い太鼓の音と元気いっぱいのソーラン節には、子どもたちの成長が詰まっていました。

Elementary SchoolとMiddle Schoolの生徒たちは、日頃からプロの音楽家と共に取り組んでいる音楽の授業で練習してきた楽器演奏や歌の発表。
その演奏から感じられたのは、単なる音楽スキルの向上だけではありません。
仲間と共に一つの作品を創り上げる喜び、努力を積み重ねる大切さ、そして自分自身を表現する楽しさ。
演奏が始まる前は緊張した表情を見せていた子どもたちも、音楽が進むにつれて自然と笑顔になり、その表情からは達成感と自信があふれていました。

普段、子どもたちは学校行事で先生や保護者の前に立つ機会があります。しかし今回は、地域の皆さまや神奈川歯科大学の方々の前で発表するという、また違った経験でした。
自分たちのパフォーマンスを披露するだけでなく、自分自身を表現する場として、子どもたちは新たな責任感と誇りを感じていました。
緊張を乗り越え、その先にあったのは「伝えることの楽しさ」、そして「みんなで一つのものを創り上げる楽しさ」。
20分間のステージ発表は、YBSキッズたちをまた一つ大きく成長させてくれました。

午後には、Middle Schoolの生徒たちが毎月取り組んでいる農業プロジェクトで育てた野菜の販売を行いました。
この活動は、単なる野菜販売ではありません。
「どうすればお客様に興味を持ってもらえるだろう?」
「どうしたら自分たちの活動の魅力を伝えられるだろう?」
生徒たちは事前に話し合いを重ね、販売方法やディスプレイ、接客の仕方も自分たちで考えました。

地域の方々と直接会話をしながら、自分たちの活動や、自分たちが育てた野菜について愛情いっぱいで話す姿は、これまでやってきた活動へのプライドと自信にあふれていました。
コミュニケーション力や発信力、チームワーク。そしてミドルスクールの年齢だからこそできる深い思考やアイディアが形になり、地域の皆様に届けられたことはこの1年の大きな成果です。
何よりも、自分たちの努力やアイデアが人とのつながりを生み出し、地域の方々に喜んでいただけることを実感できたことが、大きな学びとなりました。

今回のジャカランダフェスティバルを通して、子どもたちは教室の中だけでは得られない学びを経験しました。
人前で自信を持って表現すること。
地域の方々と関わりながら学ぶことへの感謝。
そして、自分たちの活動が誰かの笑顔や喜びにつながること。
その一つひとつが、子どもたちの成長につながっています。
YBSは今年、神奈川歯科大学との系属校提携を結び、新たな教育の可能性を広げています。
今回のジャカランダフェスティバルは、その価値を子どもたち自身が実際に体験する最初の機会の一つとなりました。
神奈川歯科大学の皆さま、そして温かく子どもたちを見守り応援してくださった地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
大学と地域社会とのつながりの中で、子どもたちは学び、挑戦し、成長していきます。
地域とのつながりは、子どもたちの世界を広げます。
そしてその経験が、自信となり、未来への大きな一歩となることを私たちは信じています。