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創造性から始まる、ミドルスクールのサイエンス

2026.1.30

体験から理解へ。YBSミドルスクールの学び

「え、どうして?」「もう一回やってみたい!」
サイエンスは、子どもたちの好奇心に火をつけ、探究心を止まらなくさせる教科です。

YBSミドルスクールでは、Cambridge Lower Secondary Science のカリキュラムに基づき、
国際基準のサイエンス教育を体験を通して探求しています。

ミドルスクールのサイエンスは、より専門的で、高度な理解力が求められます。
だからこそYBSでは、
「どう教えるか」よりも先に、
「どうすれば子どもたちの Wow!!! が生まれるか」を考えます。

今回のユニットのテーマは、
「States of Matter(固体・液体・気体)」と「Changes of State(状態変化)」

授業の初めに、生徒たちが与えられたミッションは、このテーマを「実験として行うか」「料理を通して表現するか」
という選択すること。そして彼らが選んだのは、“クッキングをとしてサイエンスを理解すること” でした。

今回のユニットのテーマは、
「States of Matter(固体・液体・気体)」
「Changes of State(状態変化)」 です。

この選択の背景には、担当した先生のこんな想いがあります。

「限られた環境の中でも、工夫次第で学びは豊かになる。
学校にあるキッチンや基本的な調理器具といった身近な環境を活用し、
生徒たちの日常とサイエンスをつなげていきたい。」

生徒にとって親しみのある「料理」という切り口を通して学ぶことで、
抽象的になりがちな科学的概念が、ぐっと身近なものになります。

実生活の中で科学的概念を理解し、応用するという Cambridge カリキュラムの考え方にも合致しています。

授業は、意外な問いから始まりました。
「固体・液体・気体の変化を観察できる料理って、どんなレシピだろう?」

生徒たちは、教科書で学んだ知識を手がかりに、
材料を選び、工程を考え、仮説を立てながらレシピをデザインします。
ここで求められるのは、知識だけではありません。
考える力、試す勇気、そしてクリエイティブな発想です。

液体のクリームが、撹拌によって固体のバターへ。
そのバターは、加熱によって再び液体へと戻ります。
ソースを煮詰めると、目に見える蒸気が立ち上り、
液体が気体へ変わる瞬間を、五感で捉えます。

アイスクリームは溶けて液体に。
カップケーキの生地(液体)は、熱を加えることで、
ふわふわとした固体へと姿を変えます。

「同じ“変化”でも、元に戻るものと戻らないものがある」
そんな気づきが、理解を一段深いレベルへ導いていきます。

こうした体験を通して、生徒たちは
観察し、予測し、説明するという
Cambridge が重視するサイエンティフィック・スキルを、
日常と結びつけながら身につけていきます。

知識が、体験と感情を伴った瞬間、
サイエンスは「覚えるもの」から
「自分のもの」へと変わります。

学問的な深さと、心が動く体験を両立させる。
子どもたちの Wow!!! を学びの原動力に変える。

それが、YBSならではの授業です。