2026.1.22

先日、YBSプリスクールのRyomaクラス(3・4歳)の子どもたちが、ガイドさんの案内のもと「めぐみの森」へ大冒険に出かけました。
この3歳クラスにとって、初めてのフィールドトリップ。
そして行き先は、広大な自然の中です。
正直に言うと、出発前の先生たちの胸の中は、不安でいっぱいでした。
「危険すぎないだろうか…?」
「途中で疲れてしまわないだろうか…?」
「最後まで本当に楽しめるだろうか…?」
けれども、そんな心配はすぐに消え、先生たちにとっても、たくさんの気づきにあふれた冒険となりました。

子どもたちは、背の高い草の中を自信をもって歩き、木の実を見つけてそっと触れ、坂を上ったり下ったり、時には木に登る姿も見せてくれました。
大きな自然の中で、小さな体は止まることなく動き続け、目は好奇心とワクワクで輝いていました。
不安定な地面でバランスを取ること。
ガイドさんや先生の話に耳を傾けること。
そして、自然をじっくり観察すること。
さまざまな感触や匂い、音に触れながら、教室の中だけでは得られない、たくさんの学びを体験することができました。

そして何より、私たちが強く感じたのは、子どもたちの「自信」です。
自分の体への自信。
新しいことに挑戦する自信。
そして、自分自身を信じる気持ち。
誰一人として途中で諦めたり、不満を口にしたりすることはありませんでした。
それどころか、お互いに声をかけ合い、助け合いながら、楽しそうに前へ進み続けていました。

この森での体験は、私たちにとても大切なことを改めて教えてくれました。
子どもたちは、私たち大人が思っている以上に「できる力」を持っているということ。
そして、その力を信じて、さまざまな体験の機会を用意することが、私たち大人の役割だということです。
この冒険の目的は、植物の名前や種類を覚えることではありません。
好奇心、粘り強さ、集中力、自信、そして「難しそうでもやってみようとする力」。
こうした非認知能力が、自然の中で無理なく育まれていくことも、この体験の大きな価値です。

YBSでは、子どもたちが実際に体験しながら学ぶことを大切にしています。
2か月ごとに行うフィールドトリップは、実体験から学ぶ、YBSならではの取り組みです。
そして教室の中でも、「体験型」「探究型」の学びを大切にしています。
触れる。
動く。
探究する。
試してみる。
こうした経験は、学びをより深く、長く心に残るものにしてくれます。
幼児教育の研究でも、特に幼少期においては、ただ話を聞くだけよりも、触ったり、動いたり、試したりしながら学ぶ方が、脳がたくさん刺激され、理解や記憶につながりやすいことが分かっています。

自然のような没入型の環境では、子どもたちは全身で学びに向き合います。
小さな問題を解決し、自分で判断し、行動を調整する。
こうした積み重ねが、好奇心、集中力、粘り強さ、自信といった、生涯にわたって大切な力を育てていきます。
そして何より、体験からの学びは、「自分から学びたい!」という気持ちを育てます。
「やらされる勉強」ではなく、「やってみたいから学ぶ」。
このワクワクする気持ちこそが、将来にわたって学び続ける力の土台になります。

YBSでは、体・心・知性をバランスよく使った実体験こそが、子どもたちにとって大切な学びだと考えています。
森の中でも、教室の中でも、子どもたちが安心して信頼され、新しいことに挑戦し、たくさんの刺激を受けられる環境づくりを大切にしています。
好奇心や粘り強さ、自信、そして「学ぶことって楽しい!!」という気持ちが、次の成長や学びにつながっていきます。
これからもYBSは、一人ひとりの子どもが自分の力に気づき、自信をもって成長していけるよう、心に残る、意味のある学びの時間を大切にしていきます。