2021.12.23
アメリカでは一年の中で一番大きなイベントが、『クリスマス』。子どもたちが海外の文化を体験し、多様性を学ぶことを大切にしているYBS(横須賀バイリンガルスクール)では、クリスマスのイベントに一段と先生たちも気合が入ります。
今年のYBSプリスクール・ベビールームのクリスマスイベントのテーマは“アットホームクリスマス”。アメリカをはじめ、欧米諸国では、クリスマスは家族で過ごす大切なイベント。だからこそ、YBSのイベントでも、子どもと保護者の方と、先生がYBSファミリーとして、お家でクリスマスを楽しむようなアットホームな雰囲気をイメージして、イベントが企画されました。
毎年、テーマもイベントの内容も1からつくりあげているため、毎年新たなアイディアが加わり、どんどんとクオリティが上がっているYBSのクリスマスイベント。今年は、“アットホームクリスマス”をテーマに、子どもも保護者も一緒にダンスをしたり、プレゼント交換をしたりして、楽しみました。
それ以外にも、先生たちのこだわりがつまった、今年のYBSクリスマスイベントのポイントをレポートしていきます。
クリスマスと言えば、『クリスマスツリー』。アメリカでは、本物のモミの木をクリスマスツリーとして、家に飾る家庭も多いのです。今年のYBSのクリスマスイベントでは、そんなアメリカの家庭のクリスマスを再現するため、本物のモミの木が用意されました。
部屋の真ん中に、モミの木をたてて、クリスマスツリーの下には、たくさんのプレゼントの箱が並べられています。
アメリカでは、クリスマスツリーにオーナメントを家族で飾りつけするのも、クリスマスシーズンの楽しみの1つ。YBSでも、それぞれお家からオーナメントを持ってきてもらい、みんなで飾りつけをしました。YBSファミリーとして、みんな1つのものを創りあげたいという先生たちの想いもあり、クリスマスツリーの飾りつけがプログラムの1つとなりました。
クリスマスイベントを、5年以上行ってきているYBSですが、本物のモミの木が用意されたのは今年が初めて。本物のモミの木があることで、クリスマスの雰囲気を一層盛り上げてくれています。
YBSのクリスマスイベントの定番となりつつあるのが、ドレスコーデ。子どもたちはパジャマ、大人はアグリーセーター(ダサいセーター)。
なぜ?と、思う方もいらっしゃるかもしれませんね。アメリカでは、家族と家で過ごすことが多いため、お洒落してお出かけすることもほとんどありません。
クリスマスだけは夜遅くまで起きていることが許される子どもたちにとって、パジャマで過ごす夜はテンションが上がる時。だから、あえてパジャマが子どもたちのドレスコードとなっています。
一方で、大人たちのアグリーセーターというのは、“おばさんやお母さんが手編みで編んでくれたような”ちょっとダサいセーター。映画などで、観たことあるかもしれませんが、クリスマスにプレゼントとして、親戚のおばさんやお母さんが編んでくれたセーターを着るのが一昔前のアメリカのクリスマスの定番。
アグリーセーターなら、保護者の方も肩肘張らずに、リラックスして楽しめるようです。
クリスマスに、子どもたちが一番楽しみにしている『サンタクロース』YBSのクリスマスイベントにも登場してくれました。
サンタさんへの質問コーナーでは、サンタさんに聞きたいことを質問したり、自分が欲しいものをお願いしたり、先生たちも驚くほど、子どもたちが積極的に手をあげてくれました。
たくさんの保護者や先生たちがいる中でも、サンタさんの前で、自己表現ができている子どもの姿に、先生たちは子どもの成長を微笑ましく思っていました。
サンタさんのソリやお手紙のポストも、先生たちのアイディアによって用意され、サンタさんが一層、映えるようなフォトスポットになりました。家族でサンタさんと写真を撮って、家族の思い出にもなりますね。
先生たちは、普段の保育もありながら、合間を縫ってクリスマスイベントに向けて、装飾の準備も行ってきました。「大変だからといって手を抜きたくない」という、先生たちの熱い想いで、目でも楽しめるクリスマスイベントとなりました。
コロナ禍ということもあり、人数を制限するためクラスごとの開催となったため、先生たちはこの日、4回イベントを回しましたが、最後は「楽しかった」という充実感で笑顔の先生たちでした。
何事にも全力で挑戦していく、YBSの先生たちの様子をこれからもお伝えしていきます。