2021.3.9
【YBSの新たな挑戦】コロナ禍での挑戦!YBSの発表会
新型コロナウイルスにより、大人だけでなく子どもたちの日常も大きく変化しまし、複数の子どもが集団生活を送る保育園・幼稚園では、感染防止の観点から例年とは異なる対応が増えています。子どもたちの安全を考えて、イベントや特別な活動をやめてしまうことはスクール運営にとっては簡単なこと。しかし、発表会などの特別なイベントは、子どもたちにとって大きな成長につながる貴重な経験でもあります。日々の保育活動を通してたくさんのことを吸収し、成長している子どもたちから、特別な体験を完全にとってしまうことはどうしてもしたくなかった…のがスタッフの想いでもありました。「できない…」とあきらめるのではなく、「できる」方法をみつけよう!と計画し、実行した発表会でした。
YBSプリスクールは例年通り発表会を行うことを決め、無事に開催することができました。
発表会の開催にあたり、先生たちの中には「この状況で、発表会を開催して良いのだろうか?」という不安がありました。そこで、先生たちはミーティングを重ねる中で、改めて「YBSらしい教育は何か?」という点に立ち返りました。その中で行きついた答えは『言葉だけではなく自ら表現し伝える喜びを学ぶ』という点です。表現する喜びを体験できる発表会こそ、子どもたちに経験してほしいという先生たちの想いから発表会の開催を決めました。
しかし、発表会を開催するとなると保護者が集まり、限られたスペースは“密”になってしまいます。そこで、保護者には映像で鑑賞してもらい、当日は他のクラスの子どもたちや先生に観客になってもらいました。
また、登園日を選べるYBSでは、曜日によってクラスの子どものが異なるため、みんなが参加できるように発表会ウィークを設けて1クラス2回ずつ発表を行うという工夫をしました。
例年のようにホールでの開催はできず、スクールの教室での発表となりましたが、観客がいることで練習とは異なる雰囲気の中、子どもたちは発表する経験ができました。発表会の雰囲気で、緊張してしまう子どももいれば、いつも以上に張り切る子もいるなど、子どもたちの様々な様子がみられました。
各クラスがどような発表を行ったのか、こちらで紹介していきます。
英語で「バスの歌」と、日本語で「動物体操」を発表しました。
子どもたちは、発表会に向けて自分の好きな動物のお面を制作しました。
発表の練習では、英語の歌と日本語の歌を動物になりきりながら楽しみました。
子どもの成長に欠かせない「ごっこ遊び」の要素を取り入れた発表は、それぞれの個性がみられました。
3匹の子豚を、日本語の手遊びと、英語の絵本のセリフを組み合わせ、子ぶたとオオカミの掛け合いを劇にして発表しました。
普段から慣れ親しんだ手遊びの延長でセリフを覚えていった子どもたちは、自然と子どもたちが遊び出すほど楽しんでいました。
お家でも自然と英語のセリフが出てくる子どもの姿に、驚いた保護者もいらっしゃいました。発表会が終わった今でも、子どもたちからは「またやりたい!」という声が上がるほど、劇遊びを楽しめたようです。
月2回ある体操教室を楽しむ子どもたちの発表の場として、体操遊びを発表会で行いました。
体操教室を通して、身体の使い方が上手になってきた子どもたち。
自信を持って発表できるように、マット、鉄棒、平均台の中から子どもたちが自分で種目を選んで発表しました。
子どもたちが練習している様子を見た保護者からは、家ではなかなか見ることのできない子どもの姿に成長を感じ、喜びの声をいただきました。
YBSプリスクールは、これまでも変化に合わせて新しいスタイルに挑戦し続けてきました。土台を固めながらも、新たな時代の変化に対応できるように柔軟でありつつ、子どもたちの成長を第一に考えて教育を行っています。
コロナ禍での発表会は、YBSにとっても新たな挑戦となりましたが、一人ひとりが自分らしく表現すること思いっきり楽しみ、大きな自信へと繋げていくことができました。
YBSプリスクールは、いつでも見学・体験を受け入れています。ぜひ一度、YBSプリスクールを実際に見てみませんか?
お問い合わせはこちら:
https://ybschool.jp/counseling/